10月に日経SDGsフォーラム特別シンポジウムとしてマインドフルネスforSDGsが開かれると今日の日経新聞にありました。
最近よくみるマインドフルネス
コロナ禍もあいまって今の現代人にとって重要性が増しているのではないでしょうか
科学的な心のトレーニング法とは?
マインドフルネスとは?
現在のマインドフルネスの考え方の礎となるマインドフルネス・ストレス低減法
を開発・実践してきたジョン・カバットジンの定義によると
マインドフルネスとは 今ここでの経験に,評価や判断を加えることなく,能動的に注意を向
Kabat-Zinn
ける事
つまり過去や未来の出来事ではなく、今この瞬間の今の出来事に、自分の感じる〜だろう。〜にちがいない。と言った評価や判断を加えるのではなく、ただ今ある出来事をありのままに注意を払う事です。
マインドフルネスというと『瞑想』を思い浮かべるかもしれませんが、瞑想はこのマインドフルネスな状態にするための手段なのです。仏教の禅による瞑想から生まれたものではありますが、マインドフルネスのための瞑想=メディテーションは宗教性を一切省いたものなので、誰でも実践する事ができます。
なぜ今マインドフルネスが話題に?
マインドフルネス自体は1970年代にジョン・カバットジンがマインドフルネス・ストレス低減法
を開発し、医療分野で実践されてきた手法ですが、なぜ今話題になったのでしょうか?
それは有名企業が研修にこのマインドフルネスを取り入れた事が大きいのではないでしょうか。
マインドフルネスを取り入れた企業として有名なのはGoogleでしょう。
Googleでは、マインドフルネスを取り入れた研修プログラムを自社開発までしていますし、瞑想ルームが30以上あると言われています。
Appleでも、瞑想ルームがあり、講習が行われ、毎日30分をこの瞑想に当てることを許可しています。
またマイクロソフト・インテル・ヤフー・リクルート・パナソニック等々多くの企業が取り入れています。
ストレス低減、集中力の向上、創造性向上、注意力・集中力が高まる等々の成果がある事がマインドフルネスを企業が取り入れる理由です。
では、実際にマインドフルネスを取り入れるためにはどうすればいいのでしょうか。
次回はマインドフルネス瞑想についてお話ししたいと思います。