今朝の新聞に去年がんと診断された登録数が一昨年より約6万件減ったとのニュースがありました。自覚症状の少ない初期段階の患者が大幅に減ったとの事。どうやら検診や受診控えが影響しているようです。私は来週大腸がん検診を受けますが、みなさんは今年分受けましたか?
国が推奨しているがん検診
がん検診は様々ありますが、国が推奨しているがん検診は5つあるんです。みなさんがお住まいの市町村で補助が受けられるがん検診と想像してもらえたらわかりやすいですね。
- 胃がん検診
- 子宮頸がん検診
- 肺がん検診
- 乳がん検診
- 大腸がん検診
厚生労働省は2人に1人ががんになるという時代にがん検診の受診率を50%以上にする事を目標としています。2019年のがん検診受診率をみると検診ごとばらつきはあるものの、概ね35〜45%台でなかなか受診率は高くありません。
ちなみに胃がん検診、乳がん検診と子宮頸がん検診は2年に1回、大腸がん検診と肺がん検診は毎年の受診が推奨されています。受診対象の年齢もあり、胃がん検診は50歳以上(または40歳以上)子宮頸がんは20歳以上、その他の検診は40歳以上が対象者となっています。
がん検診の検診方法
がん検診、なにをするのか不安があるかもしれません。それぞれの検診方法はこんな感じです。
これらの検査によりがんを早期発見して適切な治療をする事ががん検診の目標になっています。
ぜひみなさん検診受けてみませんか?