先日ニュースで今年はアニサキス食中毒が急増している。というのが流れており、鳥取県では県として生魚を食べる際には注意するよう呼びかけています。もともと日本では魚を生で食べる習慣があるので、よく知られており、年間500例以上アニサキス症が発生していると言われています。令和3年は報告された例で354件でした。
近所のスーパーでもお刺身コーナーには注意書きが貼られるようになりました。
アニサキス食中毒とは?アニサキスとはなんでしょうか?
アニサキスとは寄生虫の一種です。
- 色:半透明の白色
- 長さ:2~3cm
- 幅:0.5~1mm
魚に寄生しているアニサキスは幼虫です。
寄生している主な魚介類はサバ、サケ、ニシン、スルメイカ、イワシ、サンマ、ホッケ、タラ、マスなどです。
アニサキス食中毒とは?
アニサキスが寄生している魚を生または生に近い状態で食べると、アニサキスが胃や腸壁に侵入して胃腸炎、アニサキス症を引き起こします。
大体生魚を食べてから8時間以内に激しい腹痛や激しいみぞおちの痛みなどが出現します。
治療としては内視鏡で物理的に寄生虫を除去することです。
私の周りでなった方はいませんが、買った魚にいたのは見たことあります。なんかがついている?と思って観察して取ってみたらアニサキスでした。本当に辛いし痛いと聞いたことはあります・・・
ならないためにはどうしたら良いのでしょう。
予防法は?
- 加熱調理が最も効果的(死滅するため)または冷凍
- マイナス20℃で24時間以上(中心部まで)凍結すると死滅。
- 内臓に多く寄生しているので内臓の生食をしない。
- 魚介類を生食する際には、より新鮮なものを選び、早期に内臓を除去し、低温(4℃以下)で保存
注意!!
醤油、酢などではアニサキスは死にません。冷凍も自宅の冷蔵庫の温度では死にません。
魚は新鮮にうちに目視を徹底!!ならないためにみなさん気を付けましょう!!