背を伸ばしたい小六男子〜骨に刺激を与えて成長期を促進したい〜

健康

我が家の長男は6年生。身長は私とほぼ同じになってきました。まだほんの少し私の方が高いかな?

私自身は身長152センチ。そのちょっとした差がくやしいらしく、はやく私を追い抜かしたいようです。私も早く越してほしいと思っていますが、では彼の希望、背をのばすためにはどうしたら良いのでしょうか。調べてみました!!

そもそも私たちの骨は、大人になってからでも常に骨の中身が新しいものに入れ替えられています。常に新陳代謝が活発に行われているわけなんです。

骨を壊す働きをする破骨細胞が骨を吸収(骨吸収)→ 骨を作る働きをする骨芽細胞が破骨細胞によって吸収された部分に新しい骨を作る(骨形成)→また破骨細胞が骨を吸収。というようにこれらを繰り替えしていて、骨は作り直されています。

これに加えて、成長期の骨は骨端線という軟骨部分があり、成長ホルモンの分泌が多いために骨芽細胞が活性化され、その軟骨部分が骨に変わる事で身長が伸びていくことになります。

という事は成長ホルモンの分泌を促す事と骨自体に刺激を与える、良い事をすると成長促進できそうです。

大人も子供も成長ホルモンは睡眠中が一番分泌されています。22時から2時までがゴールデンタイム!!とよく言われていますが、実は深い眠りのノンレム睡眠時、特に最初の深い眠りの時に成長ホルモンが脳の下垂体前葉から分泌されて、成長を促進し、体を修復、疲労回復します。時間というより、入眠後30分から1時間後からこの成長ホルモンが分泌のピークという事なんです。なので、この時間帯にホルモンをしっかり出してもらうために質の良い睡眠が重要になり、深い良い眠りは成長ホルモンの分泌を促すんですね。

また運動も成長ホルモンの分泌を増加させます。

運動による成長ホルモン分泌増加には、短期的な増加と長期的な増加の2段階があることもわかってきました。たとえば短距離走や筋力をつけるレジスタンス運動を行うと、そのすこし後から、時間単位で成長ホルモンの分泌が増加します。このような短期的な増加に加え、毎日運動を続けていると、週単位で成長ホルモン分泌が徐々に増加します。この長期的な成長ホルモン分泌の増加はIGF-1という「成長因子」とよばれる物質の増加によって裏づけられています。したがって、運動を長期間続けることには、骨の成長のために大きな意義があります。

運動と成長との関係
埼玉県立小児医療センター 代謝・内分泌科科長兼部長 望月 弘先生

少しでも体の縦軸に刺激を与えるような短距離走やランニングなどを毎日続けると徐々にホルモン分泌を増加できるのですね!

それに加えて、運動をすると骨代謝が促進されます。骨自体への刺激ですね!骨に与える衝撃が骨を強くして、骨の形成が促進されるのですが、これが運動をすれば与えられる刺激ですね!運動の骨への刺激は骨吸収よりも骨形成を助長するので、骨が丈夫になるんですね!!

最後に食事!骨によい食事によっても骨の形成を助ける事ができます。

骨に大事な栄養素はカルシウムとビタミンDと言われています。栄養素については次回お伝えしたいと思います!

これらで息子の希望は達成できるのでしょうか!!実践してみたいと思います!!

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